【新唐人2013年11月9日付ニュース】11月6日、山西省共産党委員会ビルの前で発生した連爆発事件は当局の恐慌を引き起こしています。中国共産党第18期全体会議を9日に控え、太原—北京間の長距離バスは乗客の実名によるチケット購入が求められています。
山西省太原市で爆発事件発生した直後、太原市バスターミナルは、7日から北京行き長距離バスの切符購入には身分証明書の提示が必要になるとの知らせを出しました。また、乗客の手荷物検査も行われ、途中乗車下車はできないそうです。
新唐人記者
「バスターミナルですか?今北京行きは乗車に身分証明書が必要ですか」
太原バスターミナル職員
「ええ、北京行きなら全部身分証明書の提示が必要です。上からの指示です。燃えやすい物、爆発しやすい物、化学染料は持ち込みできません。会議で決めたと思われます」
情報によると、太原市バスターミナルでは旅客の手荷物だけでなく、預け荷物も開けて検査を行うそうです。当局はまた大量の警察を出動し警備にあたり、市街地を走る装甲車の姿も目撃されています。また、太原市の陳情者に対しても締め付けが強化されているそうです。
太原市陳情者 李茂林さん
「今監視されています。入り口には24時間車が止まっています。外出できでも、家の近所だけで、市外には行けません」
6日の午前7時40分頃、太原市にある山西省共産党委員会ビルの前で連続爆発が発生。爆発は1時間ほど続き、1人が死亡、8人が重軽傷を負っています。爆発物は手製のものと見られ、中には鉄の玉や釘などが仕掛けられ、殺傷力が更に大きいものになっていたそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/06/atext998749.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)